インプラント
- 2025年3月3日
- お知らせ
目次
インプラントとは
インプラントという言葉を聞いたことがある方は多いと思います。
今日はそのインプラントについて解説します。
すごく簡単に言うと、歯をなくした所に対する処置方法の一つで、
歯が植わっていた骨(歯槽骨といいます)を削って骨に穴を空けて、そこに金属の人工のねじを打ち込み
そのねじを支柱にしてそこに歯をかぶせるという処置です。
インプラントの素材
インプラント処置では歯根部分の金属にはアレルギーを起こしにくいチタン合金が使われます。しかし、チタンにもアレルギー反応を示す患者様もいます。この人工の歯根は骨の中に直接入るものですので、処置の前にはアレルギー反応の検査を行うことが大切です。
また、その上の被せもの(上部構造といいます)にはジルコニア等の各種セラミック類を使用することがほとんどです。
治療にかかる期間
インプラント処置は治療開始から被せものが入るまで一般的に6か月から10ヶ月ほどの期間が必要になります。
これは、人工の歯根が定着するのに、数か月かかるためです。
治療の流れ
カウンセリング・検査(1日~2週間程度)
↓
インプラントの埋入手術を行なう(1~2日程度)
インプラント処置の中心となるのが、人工歯根を顎の骨に埋め込む「埋入手術」です。
埋入手術には、「1回法」と「2回法」があり、歯科医師が患者様の口腔内の状態に適した方法を提案します。いずれの手術も麻酔を使用して行ない、日帰りで対応可能なため、入院の必要はありません。
「1回法」と「2回法」の手術の違いや特徴はまた別で解説します。
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治癒期間を取り、傷口の回復を待つ
インプラント治療では、顎の骨と人工歯根がしっかりと結合するために、手術後に3~6ヵ月の治癒期間が必要です。2回法で手術を行なった場合は、治癒期間は1回目の手術と2回目の手術の間に設けられます。
なお、実際の治癒期間は、骨の状態や健康状態によって異なります。
手術後に適切なケアを徹底することで、インプラント治療の成功率を向上できます。歯科医師の指示に従い、治癒期間中の生活習慣に注意を払うことが大切です。
型取りを行なう
人工歯根と顎の骨の結合が確認できたら、最終的な人工歯を作るために型取りを行ないます。
これは治療の仕上げに向けた重要なステップで、自然な見た目などを実現するために必要な工程です。
型取りは通常、通院1回で完了します。ただし、その後、型をもとに人工歯を製作するため、人工歯が完成するまでには1~3週間ほどかかります。
また、型取りの際には、セラミックの色味などの仕上がりについて歯科医師と相談することが可能です。
インプラントを装着する(1日)
治療の最終段階では、完成した人工歯を装着します。
1回法の場合は、歯茎の上に露出しているアバットメントに人工歯を取り付けます。
一方、2回法では、この段階で歯茎を切開する2回目の手術を行ない、アバットメントを装着したあとに人工歯を取り付けます。
装着に必要な通院は、1回で済むことがほとんどです。
抜歯から実際に噛めるようになるまでの期間は2~3ヵ月程度が目安ですが、インプラントの本数が多い場合や複雑な治療が必要な場合は、期間が延びる場合もあります。
装着時には噛み合わせの確認と調整が行なわれ、違和感や痛みを防ぐために細かい調整を加えます。
定期的なメンテナンスを受ける
インプラント治療は、人工歯を装着して完了ではありません。
長期間快適に使用するためには、定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスのおもな目的は、インプラント周囲炎(インプラント周囲の骨や歯茎に起こる炎症)の予防や、歯茎・顎の骨の健康を維持することです。
インプラント周囲炎は、歯周病に似た症状を引き起こします。歯茎が腫れたり骨が溶けたりすると、インプラントが不安定になる原因となるため、早期の予防と対処が重要です。
定期検診の頻度は3ヵ月に1回が目安ですが、口腔内の状態や体質によって異なる場合があるため、歯科医師の指示に従いましょう。